スタート・進入傾向

びわこ競艇スタート・進入傾向の画像

号艇とコースは別もの

出走表で見ている「4号艇」と、データの「4コース」は、同じものでしょうか? 
当サイトの1着率と決まり手はすべて「コース」別なので、まず混同しやすい「号艇」と「コース」を区別しておきましょう。

  • 号艇:出走表で各艇に割り振られた1〜6の番号。艇の色も決まっていて、1号艇から順に白・黒・赤・青・黄・緑です
  • コース:スタート時に各艇が実際に入った位置。いちばん内側が1コースで、外へ向かって2〜6コースと数えます

号艇の番号どおりにコースへ入ることを「枠なり進入」といい、このときは1号艇=1コース、2号艇=2コース……と、号艇とコースが一致します。
一方、外の号艇の艇が内側のコースを取りにいく「前付け」があると、号艇とコースはずれます。
実際の進入を確かめてから数字を当てはめてください。

スロー勢とダッシュ勢

スタートの待機位置によって、艇は2つのブロックに分かれます。

  • スロー勢:スタートラインの近くで待機し、短い助走でスタートする内側のブロック。通常は1〜3コース
  • ダッシュ勢:スタートラインから離れた位置で待機し、長めの助走をつけてスタートする外側のブロック。通常は4〜6コース

内側3艇・外側3艇に分かれる「3対3」が基本的な隊形ですが、ダッシュ勢が増えて「2対4」になったり、逆にスロー勢が増えて「4対2」になったりすることもあります。

カドとカド受け

カドは、ダッシュ勢のいちばん内側の艇(通常4コース)を指す言葉です。
スロー勢とダッシュ勢の境目に位置し、ダッシュ勢の先頭にあたります。
カド受けは、カドのすぐ内側(通常3コース)で、スロー勢のいちばん外側にあたります。

びわこのデータでは、4コースが1着になったときの決まり手は、まくり42.2%・まくり差し33.3%・差し17.7%でした。
カドから内側の艇をまとめて追い抜く形が最も多く、すき間を突く形がそれに続きます。
ただし4コースの1着率は7.5%で、1着回数は多くないため、割合は大きくない母数から出ている点に注意してください。

カド受けにあたる3コースは、1着率15.7%で、1着になったときはまくり差し36.5%、まくり32.2%、差し23.6%でした。
スロー勢のいちばん外側から、すき間を突く形と外から攻める形の両方で勝っていることが分かります。

公式記述「ダッシュ勢の出番が多く」とデータ

公式サイトは、びわこを「ダッシュ勢の出番が多くまくりも決まる」水面と紹介しています。
当サイトのデータで見ると、次のとおりです。

コース1着率1着時のまくり+まくり差し(当サイトの計算値)
4コース7.5%75.5%
5コース(小サンプル)5.7%76.4%
6コース(小サンプル)2.2%76.8%

4〜6コースの1着率を足すと15.4%(当サイトの計算値)です。
当サイトは比べる基準を持たないため、この数字が「多い」かどうかの判定はしません。
データから言えるのは、ダッシュ勢が1着になったときは、どのコースでも4回に3回ほどがまくりかまくり差しだった、という「勝つときの形」です(5・6コースは小サンプル)。

また、当サイトのデータには進入隊形ごと・風向きごとの集計がないため、「2対4の隊形ならダッシュ勢が何%勝つ」「向かい風の日はまくりが何%」といった数字は示せません。
競艇では一般に、追い風はスロー勢に、向かい風はダッシュ勢に有利に働きやすいと言われますが、公式記述の「沖から風が吹き」の風が追い風・向かい風のどちらにあたるかは書かれていないため、当日の風は直前情報で確かめてください。

進入を読むときに確かめること

  1. 出走表:各選手の号艇と、平均ST(スタートタイミング:スタートの基準時刻からどれだけ遅れてスタートラインを通過したかを秒で表したもの。0に近いほど早い)
  2. スタート展示:実際の進入コースと、スロー・ダッシュの隊形、カドに入った艇
  3. 直前の風:当日の風向き・風速(公式サイトの直前情報)
  4. 1コースのスタート:1コースが勝つときの96.4%は逃げなので、1コースがスタートで後れを取っていないか

進入が分かったら、コース別攻略で各コースの勝ち方を確かめてください。